SSL設定代行

SSL化によってセキュリティとSEOの強化

2017年1月以降、GoogleはホームページがSSL化(アドレスがhttpsから始まる設定に)されていない場合、Google Chromeのバージョン56からアドレスバーに「!」を表示させるようにしたと発表しました。
また、メールフォーム画面などでは「このサイトへの接続は保護されていません」という警告が表示され、ユーザーに注意を促すようになりました。
なお2020年3月にリリースされるGoogle Chrome81より、「サイト内の混合コンテンツを、段階的にブロックする」とGoogleが発表しました(2019年10月)
もし混合コンテンツがあった場合、サイト内容が正しく表示されず、ユーザーの離脱や検索順位の下落を招くおそれがあります。
Googleは「より安全なWebブラウザ」を目指して、Chrome内での混合コンテンツの排除を進めています。
混合コンテンツがあると、セキュリティ面に問題があるとして、サイト上からデフォルトでブロックされます。

SSLとは

SSLとは

SSL(Secure Sockets Layer)とは、インターネット上におけるウェブブラウザとウェブサーバ間でのデータの通信を暗号化し、送受信させる仕組みのことです。
インターネット上で頻繁に送受信される氏名・住所・メールアドレスなどの個人情報や、ショッピングの決済に必要なクレジットカード情報、ログインに必要なID・パスワードといった情報は、常に悪意ある第三者から狙われております。
SSLは、これらの重要な情報を、悪意ある第三者による盗聴を防いだり、送信される重要な情報の改ざんを防ぐ役割を持っています。

『HTTPS』と鍵マーク

『HTTPS』とは「HyperText Transfer Protocol Secure」の略称で、インターネット上のHTTP (HyperText Transfer Protocol)通信が、SSLによって暗号化されたプロトコルのことです。
SSLによって通信データは保護され、第三者が盗み見しようとしてもデータの内容を解読することができません。アクセスしたウェブサイトでSSLが導入されている場合は、ウェブサイトから送信されるデータは暗号化されることが保証されているため、URLの先頭は『https://』となり、ブラウザに『鍵マーク』が表示されます。一方、SSLが導入されていないウェブサイトからは、HTTP通信でデータの送受信が行われますが、ウェブサイトから送信されたデータが平文のままのため、盗聴や改ざんを防げません。

この場合、アクセスしたウェブサイトのURLの先頭に警告マークが表示され、アドレスは『http://』となります。

SSL化はSEOの見地からも有利

以前からGoogleでは推奨されており、「SSL化(HTTPSを使っている場合)されたホームページは検索エンジンで優遇する」と公式にGoogleが発表しています。
SSL化された途端ホームページが大きく順位を伸ばす事例があり、SEO対策では重要である事が言えます。SSL化することにより上位表示されるだけではなく安全にページを利用して貰うことが目的です。

WEBサイトの高速化

通信が効率化され、Webサイトの表示を高速化する次世代プロトコル「HTTP/2」を利用するには、HTTPSで通信することが事実上必須となっています。
かつては、Webページをhttpsにすることは、Webサーバー、ブラウザー両方に負荷がかかり、表示が遅くなることもありましたが、HTTP/2が登場したことによりHTTPS化、常時SSL化はWebサイトの表示を高速化させる要素となりました。

常時SSL化って何?

Webサイトを常時SSL化することにより、Webサイトのセキュリティ向上(なりすましや盗聴の防止など)やアクセス解析の精度向上(解析ツールへのリファラ情報の引き渡しなど)などの効果が見込めます。
HTTPS化されたWebサイトではブラウザーのアドレスバーに鍵(南京錠)マークを表示されるため、Webサイト訪問者に見た目で安心感を与えることができるというメリットもあります。

常時SSL化していないとどうなるのか?

「http」のままでは警告表示も主要なWebブラウザーでは、「http」のWebサイトを表示する際アドレスバーに警告が表示されることがあります。
「http」のWebサイトにアクセスした際、アドレスバーにGoogle Chrome
68以降では「保護されていない通信」、Safari 12.1以降では「安全ではありません」と表示されます。Webサイト訪問者に不安を与える警告を表示させないためにも、Webサイト全体をHTTPS化する常時SSL化が必要です。

どうやってホームページを常時SSL化するのか?

  • 認証機関からSSLサーバー証明書の発行手続きを行う
  • CMSやhtaccessの設定を行う
  • URL関連(内部リンク、外部リンク、画像ファイルなど)のソースコードの修正作業

SSL設定作業においては、専門的な知識が求められます。
失敗した場合、最悪ページが見られなくなってしまう場合もございます。
弊社では専門知識を持ったスタッフがSSL設定代行サービスを行っておりますので、ぜひご利用ください。

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